日本漢方と中医学陰陽とは五行とは気血津液精

からだの根本は腎の精(せい)

精

とは、人の成長発育を促進したり、性行為妊娠出産などの性機能や生殖機能を維持する生命エネルギーのもととなる物質です。


この精は父と母から受け継いだ先天的なもので、腎に蓄えられているため、腎精(じんせい)と言います。
腎精が十分にあれば、生命エネルギーいっぱいの、いきいきとした生活をおくることができます。

しかし精は、加齢とともに少なくなっていき、不足すれば「腎虚(じんきょ)」という状態になり、疲労感、抜け毛、しわ、たるみ、更年期症状、不妊や閉経などの原因となります。
最近は男女問わず、若くても腎虚の方が多くみられます。


精不足

腎虚元気

「腎虚」は簡単に言えば「老化」のことです。老化を止めることはできませんが、精の「不足分」を補うことができれば、心と体の老化の速度を確実に遅くすることができます。
漢方は、その不足分を補うテクニックの宝庫。食事や運動、生活習慣しだいでは、同じ世代でも10歳差がつくといっても言い過ぎではありません。

漢方薬では、腎の働きを良くする補腎薬、滋陰薬を使います。